9H
ハイブリッド・アクティブベース
フロアスタンド・スピーカー
季刊ステレオサウンド主催の ステレオサウンドグランプリ 2020にて
Stereo Sound Grand Prix 2020を受賞しました。
音元出版主催の オーディオ銘機賞 2021 にて
スピーカーシステム / 中・大型 ハイエンド特別大賞 を受賞いたしました。
4つの22㎝アクティブ・ベース・ドライバーおよび アンセム・ルーム・コレクション(ARC™)を搭載した、ハイブリッド・フロアスタンド・スピーカー
Persona 9H、Personaシリーズのフラッグシップは、これまでに設計された中で最も先進的で最高性能を有する、最高音質のスピーカーです。
Persona 9Hは、Truextent®Beryllium 2.5㎝ツイーターと18㎝ミッドレンジドライバーを備え、それぞれにPPAレンズが付いています。 このパッシブな中高域セクションは、より正確なワイドスペクトルダイナミクス(500Hzから40kHzまで)を提供します。
アンプ内蔵のベースセクションでは、バランスド・バイブレーション・キャンセリング構成(2つのフロント、2つのリア)で、Ultra-High-Excursion差動ドライブ22㎝ウーファーを搭載しています。 各ウーファーのペアは、合計1,400 W RMS(2,800 Wダイナミックピーク)の独立したDSP制御700 W RMSアンプによって駆動され、また、独自技術のアンセム・ルーム・コレクション(ARC™)機能と組み合わせることで、あらゆるリスニング環境で低音のパフォーマンスを正確に最適化することができます。
ハイブリッド構成の優位性
PERSONAシリーズの、というよりもParadigmブランドとして最高峰モデルの PERSONA 9H。
サイズとフロントビューは PERSONA 7F と同一の優雅な外観ながら内部は7F以上に最先端のテクノロジーが凝縮されています。
先ずは PERSONAシリーズ が目指したもの、ゴールは何かをお伝えしましょう。
これらを実現する為に、細部にわたって細心の注意が払われ、設計されています。
ピュアベリリウム振動板やPPA音響レンズの詳細については、こちらをご参照ください。
PERSONAは、ピュアベリリウム振動板やPPA搭載のミッドレンジやツイーターに目を奪われがちですが、ウーファーもオリジナル技術満載の超弩級のユニットです。
その最たるものが特許技術のARTエッジです。
エッジの化学、物理学、材料科学に関する長年の研究により、この独自のデザインに関する2つの特許を取得しました。 ARTエッジは、歪みを増加させることなくドライバーのストロークを50%増加させることを可能にします。 これは、出力が3dB増加したことになります。これは、アンプの出力の2倍に相当し、通常のエッジを使用した同サイズのウーファー2台分の出力に相当します。 しかし、ここからが本題です。ARTは、これらすべてを半分の歪みで実現しています。 これは、ここ数十年のウーファー設計の中で最も重要なブレークスルーであり、パラダイムが2つの特許を取得した理由でもあります。
左の写真が、このウーファーの外観で、右がカットモデルとなります。
ここではウーファーの磁気回路の特長である「差動ドライブ」について説明します。
目的は、歪みのないウーファーのストロークを増やすことです。 しかし、歪みや高熱、高出力時の故障が発生しやすい長いボイスコイルを1個使用するのではなく、2個のボイスコイルを背中合わせにして使用しています。しかし、それらは逆方向に巻かれています。 電子機器の差動回路のように、これにより、すべての音量で、特に高出力でのウーファーのコモンモード歪みやその他の非線形性が排除されます。その結果、私たちのウーファーは、より大きなウーファーよりも高出力で、歪みが少なく、機械的にも熱的にも信頼性の高いウーファーとなっています。
また、このような長いボイスコイル構造を安定させるために、ボイスコイルの両端に2つのスパイダーを使用しています。
これは、2つのボイスコイルとスパイダーを使用した実際のボイスコイルのショットです。
この差動ドライブ・ウーファー設計の利点は以下が挙げられます。
ウーファーの説明が長くなりましたが、このウーファーが PERSONA 9H の大きな特長の要素となっているからです。
外観が酷似している7Fとは何が違うのでしょうか?
先ずエンクロージャーの方式が違います。PERSONA9H は、シリーズ中唯一の密閉型です。
また、3.5ウェイのハイブリッドタイプとなっています。これは何を意味するのでしょうか?
答えはこのカット写真を見れば明らかです。
PERSONA 9H は、先のウーファーが前後に2つずつ、合計4つのウーファーをバランスドライブで配置することで、不要な振動を低減し、歪みの少ないサウンドを実現しています。
ドライバーは180度の配列でマウントされており、2つは前方を、2つは後方を向いています。 これにより通常はウーファーが同じ方向に押し出されているときの動きによって引き起こされるキャビネット内の不要な共振や振動、微小な動きがキャンセルされます。 これは、エンジンの「水平方向に対向する」ピストンが振動をキャンセルするのとよく似ています。ウーファーの動きの反対側の力がお互いに打ち消し合うのです。
3.5ウェイというのは、前方のウーファーが400Hz以下、後方のウーファーが200Hz以下を受け持つため、ウーファー部を1.5ウェイと称しているためです。
ウーファーよりさらに後方に見えるのが、DSP制御のクラスDパワーアンプです。このパワーアンプは700W×2(トータル1400W RMS、2800W Peak)の大出力を誇ります。パワーアンプは、ウーファー部のみ駆動するため、低音部がアクティブタイプ、中高音がパッシブタイプのハイブリッドタイプとなるわけです。
このDSP制御パワーアンプには、ARC(Anthem Room Collection)と称する室内音響補正ソフトウェアが使用可能であり、測定用のマイク、マイクスタンド、ケーブル一式を含むARCキットが同梱されています。
ARC®とは、
Paradigmの最高峰モデルである PERSONA 9H がハイブリッド構成をとっているのは、この方式が現実的で優れていると確信しているからです。
ハイブリッド構成が望ましい理由は以下の通りです。
これらの理由により、PERSONA9H はハイブリッド構成を採用しています。
実際にARC処理の効果は絶大であり、聴感上明らかです。
ぜひ一度、このARC処理前と処理後の響きの違いをご体感ください。
また、無料のWindow用、Mac用の ARC Genesisソフト をダウンロードして、デモモードにより、その動作をご確認いただくことが出来ます。
Gallery
仕様
構成 | 3.5ウェイ・ハイブリッド・密閉型 | ||
クロスオーバー | 2.4kHz/400Hz/200Hz | ||
内蔵パワーアンプ |
1400W RMS | ||
2800W ダイナミックピーク | |||
ルーム補正 | ARC™ アンセム・ルーム・コレクション(調整用マイクを含むARC KIT付属) | ||
周波数特性 | 19Hz - 45 kHz ±2dB | ||
ドライブ・ユニット |
1xφ25㎜ Truextent®ベリリウムドーム型 | ||
1xφ178㎜ Truextent®ベリリウムコーン型 | |||
4xφ215㎜ X-PAL™コーン型 | |||
感度 | 96dB | ||
インピーダンス | 8Ω | ||
推奨アンプ出力 | 15-500W | ||
最大入力 | 400W | ||
電源 | AC100V 50/60Hz(電気用品安全法) | ||
質量 | 86kg | ||
寸法 | 1320 × 300 × 520mm | ||
Model Lineup
お客様のお好み、インテリアに合わせて
"キャビネット"、"バッフル"、"ユニット"
"音響レンズ"、"サランネット(オプション)" の色を
お選びいただけます。
Paradigm Design Studioにてシミュレーションしていただけます。
(販売店情報は随時追加されます)
©︎ Copyrights PDN Inc. All rights reserved.
Our Technologies
Masterpiece series
ElectroMotion series
Wireless Speaker
Wireless Stereo
Component
PERSONA
PREMIER
PERSONAシリーズの、というよりもParadigmブランドとして最高峰モデルの PERSONA 9H。
サイズとフロントビューは PERSONA 7F と同一の優雅な外観ながら内部は7F以上に最先端のテクノロジーが凝縮されています。
先ずは PERSONAシリーズ が目指したもの、ゴールは何かをお伝えしましょう。
これらを実現する為に、細部にわたって細心の注意が払われ、設計されています。
ピュアベリリウム振動板やPPA音響レンズの詳細については、こちらをご参照ください。
PERSONAは、ピュアベリリウム振動板やPPA搭載のミッドレンジやツイーターに目を奪われがちですが、ウーファーもオリジナル技術満載の超弩級のユニットです。
その最たるものが特許技術のARTエッジです。
上の写真が、このウーファーの外観で、下がカットモデルとなります。
ここではウーファーの磁気回路の特長である「差動ドライブ」について説明します。
目的は、歪みのないウーファーのストロークを増やすことです。 しかし、歪みや高熱、高出力時の故障が発生しやすい長いボイスコイルを1個使用するのではなく、2個のボイスコイルを背中合わせにして使用しています。しかし、それらは逆方向に巻かれています。 電子機器の差動回路のように、これにより、すべての音量で、特に高出力でのウーファーのコモンモード歪みやその他の非線形性が排除されます。その結果、私たちのウーファーは、より大きなウーファーよりも高出力で、歪みが少なく、機械的にも熱的にも信頼性の高いウーファーとなっています。
また、このような長いボイスコイル構造を安定させるために、ボイスコイルの両端に2つのスパイダーを使用しています。
これは、2つのボイスコイルとスパイダーを使用した実際のボイスコイルのショットです。
この差動ドライブ・ウーファー設計の利点は以下が挙げられます。
ウーファーの説明が長くなりましたが、このウーファーが PERSONA 9H の大きな特長の要素となっているからです。
外観が酷似している7Fとは何が違うのでしょうか?
先ずエンクロージャーの方式が違います。PERSONA9H は、シリーズ中唯一の密閉型です。
また、3.5ウェイのハイブリッドタイプとなっています。これは何を意味するのでしょうか?
答えはこのカット写真を見れば明らかです。
PERSONA 9H は、先のウーファーが前後に2つずつ、合計4つのウーファーをバランスドライブで配置することで、不要な振動を低減し、歪みの少ないサウンドを実現しています。
ドライバーは180度の配列でマウントされており、2つは前方を、2つは後方を向いています。 これにより通常はウーファーが同じ方向に押し出されているときの動きによって引き起こされるキャビネット内の不要な共振や振動、微小な動きがキャンセルされます。 これは、エンジンの「水平方向に対向する」ピストンが振動をキャンセルするのとよく似ています。ウーファーの動きの反対側の力がお互いに打ち消し合うのです。
3.5ウェイというのは、前方のウーファーが400Hz以下、後方のウーファーが200Hz以下を受け持つため、ウーファー部を1.5ウェイと称しているためです。
このDSP制御パワーアンプには、ARC(Anthem Room Collection)と称する室内音響補正ソフトウェアが使用可能であり、測定用のマイク、マイクスタンド、ケーブル一式を含むARCキットが同梱されています。
ARC®とは、
Paradigmの最高峰モデルである PERSONA 9H がハイブリッド構成をとっているのは、この方式が現実的で優れていると確信しているからです。
ハイブリッド構成が望ましい理由は以下の通りです。
これらの理由により、PERSONA9H はハイブリッド構成を採用しています。
実際にARC処理の効果は絶大であり、聴感上明らかです。
ぜひ一度、このARC処理前と処理後の響きの違いをご体感ください。
また、無料のWindow用、Mac用の ARC Genesisソフト をダウンロードして、デモモードにより、その動作をご確認いただくことが出来ます。
Masterpiece series
ElectroMotion series
PERSONA
PREMIER
Wireless Speaker
PULSE FlEX 2i|PULSE MiNi 2i|PULSE 2i |BP100
Wireless Stereo Component
PERSONAシリーズの、というよりもParadigmブランドとして最高峰モデルの PERSONA 9H。
サイズとフロントビューは PERSONA 7F と同一の優雅な外観ながら内部は7F以上に最先端のテクノロジーが凝縮されています。
先ずは PERSONAシリーズ が目指したもの、ゴールは何かをお伝えしましょう。
これらを実現する為に、細部にわたって細心の注意が払われ、設計されています。
ピュアベリリウム振動板やPPA音響レンズの詳細については、こちらをご参照ください。
PERSONAは、ピュアベリリウム振動板やPPA搭載のミッドレンジやツイーターに目を奪われがちですが、ウーファーもオリジナル技術満載の超弩級のユニットです。
その最たるものが特許技術のARTエッジです。
エッジの化学、物理学、材料科学に関する長年の研究により、この独自のデザインに関する2つの特許を取得しました。 ARTエッジは、歪みを増加させることなくドライバーのストロークを50%増加させることを可能にします。 これは、出力が3dB増加したことになります。これは、アンプの出力の2倍に相当し、通常のエッジを使用した同サイズのウーファー2台分の出力に相当します。 しかし、ここからが本題です。ARTは、これらすべてを半分の歪みで実現しています。 これは、ここ数十年のウーファー設計の中で最も重要なブレークスルーであり、パラダイムが2つの特許を取得した理由でもあります。
上の写真が、このウーファーの外観で、下がカットモデルとなります。
ここではウーファーの磁気回路の特長である「差動ドライブ」について説明します。
目的は、歪みのないウーファーのストロークを増やすことです。 しかし、歪みや高熱、高出力時の故障が発生しやすい長いボイスコイルを1個使用するのではなく、2個のボイスコイルを背中合わせにして使用しています。しかし、それらは逆方向に巻かれています。 電子機器の差動回路のように、これにより、すべての音量で、特に高出力でのウーファーのコモンモード歪みやその他の非線形性が排除されます。その結果、私たちのウーファーは、より大きなウーファーよりも高出力で、歪みが少なく、機械的にも熱的にも信頼性の高いウーファーとなっています。
また、このような長いボイスコイル構造を安定させるために、ボイスコイルの両端に2つのスパイダーを使用しています。
これは、2つのボイスコイルとスパイダーを使用した実際のボイスコイルのショットです。
この差動ドライブ・ウーファー設計の利点は以下が挙げられます。
ウーファーの説明が長くなりましたが、このウーファーが PERSONA 9H の大きな特長の要素となっているからです。
外観が酷似している7Fとは何が違うのでしょうか?
先ずエンクロージャーの方式が違います。PERSONA9H は、シリーズ中唯一の密閉型です。
また、3.5ウェイのハイブリッドタイプとなっています。これは何を意味するのでしょうか?
答えはこのカット写真を見れば明らかです。
PERSONA 9H は、先のウーファーが前後に2つずつ、合計4つのウーファーをバランスドライブで配置することで、不要な振動を低減し、歪みの少ないサウンドを実現しています。
ドライバーは180度の配列でマウントされており、2つは前方を、2つは後方を向いています。 これにより通常はウーファーが同じ方向に押し出されているときの動きによって引き起こされるキャビネット内の不要な共振や振動、微小な動きがキャンセルされます。 これは、エンジンの「水平方向に対向する」ピストンが振動をキャンセルするのとよく似ています。ウーファーの動きの反対側の力がお互いに打ち消し合うのです。
3.5ウェイというのは、前方のウーファーが400Hz以下、後方のウーファーが200Hz以下を受け持つため、ウーファー部を1.5ウェイと称しているためです。
ウーファーよりさらに後方に見えるのが、DSP制御のクラスDパワーアンプです。このパワーアンプは700W×2(トータル1400W RMS、2800W Peak)の大出力を誇ります。パワーアンプは、ウーファー部のみ駆動するため、低音部がアクティブタイプ、中高音がパッシブタイプのハイブリッドタイプとなるわけです。
このDSP制御パワーアンプには、ARC(Anthem Room Collection)と称する室内音響補正ソフトウェアが使用可能であり、測定用のマイク、マイクスタンド、ケーブル一式を含むARCキットが同梱されています。
ARC®とは、
Paradigmの最高峰モデルである PERSONA 9H がハイブリッド構成をとっているのは、この方式が現実的で優れていると確信しているからです。
ハイブリッド構成が望ましい理由は以下の通りです。
これらの理由により、PERSONA9H はハイブリッド構成を採用しています。
実際にARC処理の効果は絶大であり、聴感上明らかです。
ぜひ一度、このARC処理前と処理後の響きの違いをご体感ください。
また、無料のWindow用、Mac用の ARC Genesisソフト をダウンロードして、デモモードにより、その動作をご確認いただくことが出来ます。